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占いの玉手箱って? > 竹村亞希子 著書 > 「リーダーの易経」

■竹村亞希子著「リーダーの易経」書評・紹介■
* Forbes フォーブス[日本版] 12月号に書評が掲載されました!
「リーダーの易経」書評 「リーダーの易経」書評
「リーダーの易経」書評
「リーダーの易経」書評 「リーダーの易経」書評
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Forbes 12月号
2005/10/22発売
書評掲載:P186
Forbes フォーブス[日本版] 12月号
字が小さすぎて読みづらい・・・という方のために:
北京出張時にこの本を読んだ。易というから、旅先で読む軽い占いの読み物と思っていたが、大間違い。 わかりやすく書かれてはいるが、内容の濃い経営書だった。

易経は「常に時、時、時と説く『時の専門書』」だと筆者は語る。何事もタイミング。能力があっても、環境が整い“時”を得なければ成功しない。 好機がやってくるまでは大きな志を抱き、こうなりたいというビジョンを常に思い描いて、そのときをシミュレーションしておくことだという。 債券の電子取引システムの運営という今まで存在しなかったビジネスを5年前に始めたものの、思った以上に電子取引の普及に時間がかかっている。 ときにはめげて、白旗を揚げようかと思ったことも何度もある。だが、この本を読んで意を強くした。私はいま「潜龍」なのだ。 好機を待ち、「飛龍」となって高く飛ぶための準備期間なのだ、と思うと勇気凛々、苦労もなんのその、という気分になった。

易経は紀元前の春秋時代に書かれたものだが、そのメッセージは新しい。3000年近くの時を超えて伝えられた知恵とはすごいものだ。 本書は、龍の成長過程を追って解説し、項羽や劉邦の話、ニュートンやアインシュタインなどの例を引用し、また、顧客からのクレーム、 プロジェクトの立ち上げ時など、日常のビジネスの場になぞって話を進めているので、実にわかりやすい。 折に触れて読み返し、志を新たにしようと思う。

(評者 ジェイ・ボンド証券 斎藤聖美社長)


* 「人材教育」11月号の「人材教育関連の図書」の欄で紹介されました!
28年にわたり、中国古典『易経』に基づいたアドバイスを企業の経営者や管理職を対象に行ってきた著者が、 講演、講座の内容を組織のリーダー向けにまとめた一冊。 『易経』は、数ある中国古典のなかでも学術的な解釈や読み方の定まっていない難解な書物とされているが、 本書では極めて平易に解説されている。 著者は「時の変化の原理・原則」が記された『易経』を現代社会に見合った「リーダー論」として紹介、組織と 自分を導くための叡智であると述べている。 『易経』に興味はあるが難解過ぎると敬遠していた人はもちろん、組織を成長させる「時と兆し」を察知したい人、 激変の時代に組織の舵を正しい方向へ取っていきたい人は、必読。
 
人材教育11月号
人材教育11月号

* TOPPOINT 11月号に書評が掲載されました!
「リーダーの易経」書評
「リーダーの易経」書評 「リーダーの易経」書評
TOPPOINT
11月号

TOPPOINT11月号

* 致知 12月号に書評が掲載されました!
「リーダーの易経」書評 致知 12月号
 致知12月号

* テーミス 10月号に紹介されました!
『リーダーの易経』は出版界の“昇龍”となるか (P59.THEMIS LOBBY より)

 いま『リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ』(PHP研究所)が、経営者の間で注目されている。筆者は竹村亞希子氏、名古屋市在住。『占いの玉手箱』なる易学の研究所を主宰し、経営者らの人生相談に乗ってきた。 その間写真週刊誌『フライデー』の創刊号から占いページを担当し、全国的に知られるようになった。
 そのかたわら22歳で出会った『易経』の研究を続けてきた。『易経』は単なる占いの本ではない。 中国では古代から思想哲学、処世の知恵の本、帝王学の指南書といわれてきた。 竹村氏も最初は占いの本だと思っていたというが、若者や中間管理職が指導者へ成長していく過程が、『易経』の中に出てくる「龍」の話と同じであることに教えられたという。
 竹村氏は「地に潜んでいた『潜龍』が力をつけ、『飛龍』となって大空を飛翔し、やがて『亢龍』になるという寓話のような語り口に思いがどこまでも広がり魅せられた」と語る。 いま空港や万博で元気な名古屋の経営者を中心に話題になってきた本書も、龍のように天に駆け上がれるか!?
テーミス
10月号

書評掲載:P59
 テーミス 10月号
※会員誌のため、書店で販売されていません


■易経解説■

* 中日新聞 2006年10月31日
常務小出宣昭氏のコラム「10月を送る」で竹村亞希子解釈の『龍の思想(易経)』が紹介されました

* 致知(ちち)2006年5月号に竹村亞希子の「『易経』に学ぶ節の越え方」が掲載されました!
致知2006年5月号竹村亞希子の「『易経』に学ぶ節の越え方」
▼記事を読む


『易経』に学ぶ節の越え方 P1
『易経』に学ぶ節の越え方 P2
『易経』に学ぶ節の越え方 P3
『易経』に学ぶ節の越え方 P4
『易経』に学ぶ節の越え方 P5








致知2006年5月号 
至知2006年5月号


* 道経塾(どうけいじゅく) 12月号に竹村亞希子の易経解説が掲載されました!
易経解説 易経解説
易経解説 易経解説
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道経塾 12月号  道経塾12月号

(「道経塾」掲載全文)

リーダーの条件

『易経』というと「占い」という印象が強いが、四書五経の筆頭であり、哲学書、帝王学の書として古代中国の帝王が学んだ書物である。
『荀子』に「善く易を為むる者は占わず」、『荘子』に「占わずして吉凶を知る」と『易経』について記されている。これは『易経』を深く学んだなら、占わずとも先々を予測することができるようになるという意味である。
『易経』はリーダーとは時を司り、導く者だと教えている。古代から一国を担うリーダーには時の本流を見極める洞察力と将来の兆しを察する直観力が不可欠とされてきた。

乾為天の龍

 帝王学として学ばれた代表的なものが『易経』の始めにある龍の話である。龍は天を翔け、雲を呼び地上に慈雨をもたらす想像上の生き物である。そのような力から、龍は古代から君子(リーダー)に喩えられる。
 龍の成長は潜龍、見龍、君子終日乾乾、躍龍、飛龍、亢龍と六段階の変遷をたどる。
 潜龍から躍龍までは飛龍になるための成長過程。そして飛龍はリーダーを示し、飛龍がおごり高ぶると亢龍(降り龍)になるという変遷過程である。
 この龍の話にはリーダーの条件が時の変遷とともに記されている。リーダーに成長するためには、何を養い、努力すればいいのか。その要件を論理的に把握できるのである。
 さらに龍の成長過程を踏むことで洞察力と直観力が身につくと教えている。

まずは志ありき

 第一段階目は潜龍に始まる。潜龍とは地の奥深くに潜み隠れている龍をいう。まだ実力もなく、世の中に認めれられない時である。
「潜龍用うるなかれ」
とあり、この時は焦って世に出てはならない。なぜならば力を蓄え、将来の大きな展望を描き、高い志を打ち立てる時だからである。
「確乎としてそれ抜くべからざるは潜龍なり」。「確乎不抜」の言葉の出典である。どんな立場になろうと、決して抜き動かさない高い志を持つこと。これがリーダーの第一条件だという。

大人を見るに利ろし

   第二段階は
「見龍田に在り。大人を見るに利ろし」
 とある。龍は大人に素質を見出され水田に現れる。見龍の「見」には見る、そして「聞く」「従う」の意味がある。見龍とは、大人の行動に見習う龍をいう。教えられたことをその通りにできるようになるまで、徹底的に見様見真似で学ぶのである。
 大人とはどんな人物かというと、「邪を閑ぎてその誠を存し」。怠け心やずるさは誰にでもあるが、自分の中の邪心を認め、それを防いで常に誠心をあらわす。このような大人の物事の基本、原理原則に従った行動を繰り返し真似ていく。
 田の耕作のように、春に田植えをし、夏に草刈りをし、秋に収穫して冬には田を休ませ滋養する。冬に田植えをするのではなく、時に従ってその時々に当たり前にすべきことをする。物事の順を違えたり、道理をはずさない、人としての基本的姿勢を実践で身につけていることが、リーダーの第二の条件である。

君子終日乾乾す

 第三段階は、「君子終日乾乾す」という段階になる。君子=龍である。
「君子終日乾乾す。夕べに 若たり、 けれども咎なし。」
「乾乾す」とは、充実して毎日毎日同じ事を繰り返すということ。見龍の段階は見様見真似で教えられた通りに繰り返すが、ここでは自分の意志と創意をもってさらに反復し、基本から応用を身につける。
「 若たり」とは恐れる如く。夜独りになったときにその日一日を恐懼して反省しなさいと教えている。「あの時の行動はよかったのか。」と反省をすることで「明日はこうしてみよう」という創意が生まれる。同じ事の繰り返しの中でらせん階段を描くように成長していくのである。それだけではなく、この意識と実践の反復が、時の本流を見極め、危機の兆しを知る素養となる。
「君子は徳に進み業を修む。」
 「徳」とは、善き人格や行いの要件をいうが、自分がどうしなければならないか。どういう自分でなければならないのか、という内容、中身である。
 日々努力と反省を怠らず、質の向上を目指すことを習慣化して身につけていることが、リーダーの第三の条件である。

躍りて淵にあり

 次の段階の躍龍は、
「或いは躍りて淵にあり。咎なし」
と記され、今まさに空に飛翔しようと跳躍を試みる。飛龍になるためには、実力、技術やオリジナリティに加え、時を見極め、機、つまり兆しを察する力が必要になる。スポーツの世界においても、オリンピックで金メダルを獲得するだけの実力があっても、チャンスを捉えなくては為し得ない。
 「淵」というのは潜龍が潜んでいた地の水底である。龍の成長の軸になるものは、潜龍の時に打ち立てた高い志にほかならない。そして見龍で学んだ物事の基本、「君子終日乾乾す」の段階で身につけた創意工夫と応用が飛翔の原動力になる。「君子徳に進み業を修むるは、時に及ばんと欲するなり」とあり、すでに業を修め、経験と実力を備え、あとは時に及ぼうと試みるだけである。
 どんな分野においても頂点に立つためには、機が熟し、時が満ちるのを察し得る能力が必要なのである。リーダーの第四の条件になる。

飛龍天に在り

 五段階目はリーダーとして社会に貢献する段階になる。事業でいえば、守成期にあたる。「飛龍天に在り。大人を見るに利ろし」 とある。
 飛龍の段階は、自分が思ったように、またそれ以上に物事が成り立っていく。実力と地位を得てリーダーとしての能力を存分に発揮する時である。
 飛龍の意志に共鳴する人々が集まってくる。人材は飛龍にとって雨を降らす雲にあたる。龍が描かれた絵を思い浮かべていただければよいが、水の物といわれる龍には雲が付き物である。
 

亢龍悔いあり

 さて、リーダーとしての重要な条件を述べる前に、実力も能力もある飛龍がなぜ亢龍(降り龍)になるのかを説明したい。亢龍とは高ぶる龍をいう。従う雲を突き抜けて、空の高みに昇ってしまうのである。雲が及ばない高みに昇り詰めてしまったら、もはや雨を降らすことはできない。亢龍は「亢龍悔いあり」と短く記され、亢龍になってしまったら、後悔してリーダーの座を退くほかはない。

聞く耳を持つ度量

 飛龍の段階は、「大人を見るに利ろし」と見龍の段階と同じ言葉が記されている。ここでは大人の意見を聞く耳を持つことだと教えている。では飛龍にとっての大人とは誰であろうか。
 飛龍にとっての大人とは、周りのすべての人や物事を指す。リーダーは同じ目的を持つ人々がいてこそ、その働きができる。
 しかし、物事が自分の思う通りに運んでいくと、どんなに優れたリーダーでも必ず驕りの芽が出てくる。行動力と才能にあふれたリーダーは特に、自分は絶対だという錯覚にとらわれて独善的になる、と『易経』は厳しく説いている。
 驕り高ぶりによって洞察力と直観力が衰え、時の軌道を大きくはずしてしまう。大企業のリーダーがまさかと思うような不祥事を起こすのはこのためだ。頂点を極めたリーダーが失墜するのは、歴史的に繰り返されている事実であり、栄枯盛衰の原理である。よほど心していなければ国や組織を保ち得ない。
 亢龍にならずに飛龍(リーダー)の時を保つ条件は、「大人を見るに利ろし」の一文に集約されている。耳に痛い諫言をする部下をうるさがり、自分に都合のいい意見ばかりに耳を傾けていると本当に能力のある人材は去っていく。雲が去ってからでは時すでに遅しである。
 リーダーは周りの人、部下や友人の意見を聞く度量と、自分の驕りを認めて軌道修正できる謙虚さを備えてることだ。そして人の意見を聞く耳は優れた人材を集め、育成するのである。

 『易経』の説くリーダーの条件とは、
一、確乎不抜の志を打ち立てること。
二、人としての基本的姿勢を身につけること。
三、努力向上と反省を習慣化すること。
四、時を見極め、兆しを察することを試みる。
五、人の意見を聞く耳を持つこと。
この五つの条件を順を追って実践で身につけることである。


易経研究家 竹村亞希子

愛知県生まれ。易経研究家。 (有)竹村代表取締役。中国古典「易経」に基づいて、企業の社長や管理職にアドバイスを行っており、企業経営に携わる多くの人々から信頼を得ている。 また「易経に学ぶ企業経営術」「易経とコンプライアンス」「易経から見た成功と失敗の法則」などをテーマに全国で講演活動を行っている。 NHK文化センター「易経」講師。著書に「リーダーの易経」(PHP研究所)がある。


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